【人事のメセン】 『変動要素』を軸に据えると後悔する!?
こんにちは!
ショーゴ(@sho_trip)です。
就活初期にまずやることと言えば『業界・企業研究』や『自己分析』を通じて自身の【就活軸・方向性】を定めること。
しかし、その方向性の定め方を誤ると自身にマッチングしない就職先を選択し、将来が狂うことにもなりかねません。
ということで、今回は僕が人事や就活支援をしていて良く見る失敗事例をご紹介します。
それではどーぞ。
後悔する企業選び
就活生の皆さんは企業を選ぶ際に様々な情報の中から気になる・興味ある企業を探しますが、選択軸として上位の項目は以下のような要素です。
●業種・職種
●勤務地
●給与・福利厚生等の条件
どんな業界のどんな仕事なのか、勤務地はどこなのか、給与は、休日は?
気になるのは当然ですし、調べるべきだとは思います。
ただ、実際に就職した社会人の先輩たちは企業選びの本質はそこになかったと感じたようですね。
※引用
実は意味がなかった会社選びの基準
1位 事業内容
2位 平均年収
3位 初任給
4位 会社のネームバリュー
5位 社風
会社の事業がどんなにダイナミックでワールドワイドでも入社した自分が実際にやることになった仕事はお茶出し・コピー取りだった。。
平均年収はあくまで『平均』だった。。
初任給は周りより少し高かったけど、そこから何年も上がらなかった。。
などなど、
実際に働くイメージが不足していたり、将来のキャリアステップも理解していない、会社のネームバリューは自分のカンバンではない、というように表面的で自分に紐付いていない会社選びをした結果、後悔する先輩が多いです。
決め手は『自分がどうしたいか』
前述した意味なかった会社選び軸に共通することは、自分ではどうにもできない『外的要因』であるということ。
今この瞬間は良くても、会社や誰かの都合で変わってしまうもの、つまり『変動要素』を決め手にすると、ある日突然自分に関係なく軸が変わってしまい働く理由をなくすことになりかねません。
変動要素の代表的なものは『勤務地』『先輩社員』『給与』などです。
※例
●勤務地
内定時:北海道のみ
⇨入社時:会社が成長し、本州出店
●給与
内定時:平均より高い初任給
⇨入社時:業績不振で給与水準をダウン改定
●先輩社員
内定時:説明会で会った先輩社員が素敵
⇨入社後:その先輩は上司ではなく、しかも転勤してしまった
このようなアンマッチを起こさないために。
給与や条件は大切ですが、最後の決め手は『自分に紐付く理由』にすることをおすすめします。
★どんな仕事をしたいのか
★どんな経験・スキルを得たいのか
★どんな人たちと出会いたいのか
など
自分の軸の為にその会社に勤めることを決めたのであれば、たとえ外的要因に変化があったとしてもブレずに働き続けることが出来ますし、転職を考える際も会社や他人に左右されるのではなく、自身のキャリアステップを踏まえ自分のタイミングで決めることが出来ますよね。
いかがでしたでしょうか。
終身雇用制度が崩壊した今、就職活動においても自らのキャリアデザインを意識し、自身で考え・判断し・決められるように。
失敗事例が参考になれば幸いです。
それでは今回はこの辺で。
Thank you for your time!